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CM考査のチェックポイント

1.最大級・誇大表現

「世界-」「日本-」「・・・で一番」のような最大級表現は、明確な根拠がなければ使用できません。
使用する際は、それを裏付ける客観的な資料の提出が必要となります。
また「超激安」「最大」「超特価」などの表現に関しても、各業界の公正競争規約などで禁止しているケースも多く、事実上使用できません。

<放送基準>124条 原則として、最大級またはこれに類する表現をしてはならない。

2.二重価格表示

2.二重価格表示

「半額大セール実施中」「5割引」「OO円のものが△△円」といった表現を、「二重価格表示」といいます。
「市価」「メーカー希望小売価格」「自店旧価格」「当店通常価格」などと厳密に比較したうえでの正確明瞭な表示であれば、消費者の利益を保護しますので、二重価格表示そのものは問題ありません。

しかし、実際には根拠なく示される場合が多く、局としてもその根拠を確認することが難しいというのが実情です。特に「ショッビング番組」などでは、表示の適正さを確認できない場合、「単一価格表示」にすることを申し合わせる局が多くなっています。

また、「オープン価格」の商品では二重価格表示は絶対にできませんので、ご注意ください。
なお、価格は、消費税込みか消費税抜きかを明示しなければなりません。

<放送基準>100条 事実を誇張して視聴者に過大評価させるものは取り扱わない。
<放送基準>122条 視聴者に錯誤を起こさせるような表現をしてはならない。

3.医療・医薬品・化粧品・健康食品

3.医療・医薬品・化粧品・健康食品

医療、医薬品、化粧品、健康食品等は、直接生命や健康に影響があるため、これらの広告については、法令(医療法、薬事法など)や業界の自主規制によって厳しく規制されています。

特に医薬品・化粧品の効能効果については、最大級表現が厳禁されているほか、具体的な表現も厚生労働省が「認めた範囲」にとどめられています。
疑問がある場合は、各自治体の薬務課や医療指導課などの担当部署に必ず問い合わせてください。

<放送基準>第16章「医療・医薬品・化粧品などの広告」128条から136条まで9条

健康食品は厚生労働大臣が許可した「特定保健用食品」や「栄養機能食品」以外は、その効果効能を一切うたうことはできません。薬事法の広告規制に違反した場合には、媒体にも厳しい罰則が課されることもあり得ますので、とりわけ注意が必要です。

化粧品の「効能の範囲」や「しわ取り効果等」については、詳細な規制があるので、きめの細かいチェックが必要です。

4.許可・認可業種の扱い

許可・認可、登録・届出を要する業種については、当然のことながら、当該の許可などを得ていない業者の広告は取り扱えません。また、適法に許可を受けていても、聴取者保護の観点から取り扱わない場合もあります。

許認可を要する主な業種は以下のとおりです。

病院・診療所、獣医師院、あん摩・マッサージ・はり・きゅう等、薬局、医薬品販売業、古物商、不動産業、建設業、運送業、水道工事業、電気事業、職業紹介業、割賦購入斡旋業、証券取引業、前払式割賦販売業、前払式特定取引業、墓地・霊園業、有料老人ホームなど。

<放送基準>105条 許可・認可を要する業種で、許可・認可のない広告主の広告は取り扱わない。

風俗営業については、営業許可を受けた適法な業者であっても、-般家庭を対象に宣伝することが好ましくないものは、取り扱うべきではありません。

<放送基準>110条 風紀上好ましくない商品やサービス、および性具に関する広告は取り扱わない。

パチンコ、公営ギヤンブルなどに関しても、射幸心をあおるような表現を避けるとともに、放送時間帯などに留意が必要です。局によっても取り扱いが異なりますので、あらかじめ確認が必要です。

<放送基準>168条 とばくおよびこれに類するものの取り扱いは控え目にし、魅力的に表現しない。

CM考査担当者・広告会社ラ・テ担当者・ショッピング会社・CM制作会社・コピーライターの皆様へ。

法令順守が叫ばれています。
そのCMの表現は、広告のルールに違反していませんか?
このまま放送しても大丈夫だろうか・・・?
この表現のどこに問題があるのか・・・?説明が欲しい。
CM考査の悩みや不安、疑問や質問はご相談ください。
14年を超える豊富な考査経験と、消費生活コンサルタントの知識を活かして、問題点を明快に分析し、安心できる、適切なアドバイスを差し上げます。

「合同会社 アドリーガル」 は、放送基準をベースにリーガル・チェックをする会社です。

「リーガル・チェック」とは、広告内容について、法的に問題がないかどうかをチェックすること。法規制だけでなく、判例、公正競争規約、業界の倫理基準、社内倫理基準、広告批判などからのチェックが要求されます。(日経文庫『広告用語辞典』)

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